介護保険最新情報から介護事業所において、より一層のご利用者に口腔管理を進めていただくよう、リーフレットが新しく作成されました。今回の記事では、口腔連携強化加算についての解説、加算取得の流れ、そして算定するメリットについてお話できればと思います。
口腔連携強化加算とは?
ご利用者の口腔機能の向上や誤嚥性肺炎の予防等を目的とし、
歯科と医療の連携をさらに推進するため2024年の介護報酬改定で設けられた加算
介護事業所が口腔の健康状態の評価の方法や在宅歯科医療等について
歯科医療機関に相談できる体制を構築するとともに、
口腔の健康状態の評価の実施並びに歯科医療機関及び介護支援専門員への情報提供することを評価したもの
対象サービスにつきましては、以下となります。
・訪問介護
・訪問看護
・訪問リハビリテーション
・短期入所生活介護
・短期入所療養介護介護
・定期巡回、随時対応型訪問介護看護
加算取得は以下のような流れとなっております。
①体制届出を提出します。
ステップ1 連携歯科医療機関をさ探す
ステップ2 連携歯科医療機関の歯科医師や歯科衛生士に相談できる体制を確報する
ステップ3 届け出を出す
②利用者の口腔の健康状態を確認します。
*評価項目:開口の状態、歯、舌の汚れの有無、歯肉の腫れ・出欠の有無、左右両方の奥歯のかみ合わせの状態、むせの有無、ブクブクうがいの状態、食べ物のため込み、残留の有無
③歯科医療機関と介護支援専門員に情報共有する。
この加算を算定のメリットは?
・介護スタッフの口腔評価スキル向上の効果
・困ったときに歯科医師や歯科衛生士に相談しやすくなる。
・歯科専門職と連携する上で、肺炎の発症予防が可能
・全身の健康維持ができる
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