さて前回は介護事業所がホームページを作成する理由・必要姓についてお話させて頂きましたので、どれだけホームページの存在が重要なのかをご理解いただけたかと思います。
「よし!じゃあサクっとウチの介護事業所のホームページを作ろう!」と無策で作成するのはあまりお勧めできません。なぜならホームページとは集客や情報発信が目的であり、ただ作るだけではその大切な目的が達成できない可能性が大いにあります。それでは、どうすれば目的を達成できるホームページとなるのでしょうか?
キーワードについて
まず集客(ホームページの場合はアクセスしてもらう事)を目的とした場合は、必ずSEO対策を意識しなければいけません。
SEOとは Search Engine Optimization つまりは検索エンジン最適化の意味です。アクセスしてもらう為に、検索エンジンにあわせた文章に設定が必要です。
ここで扱うものは「介護事業所」のホームページなので、大原則として 介護~ というキーワードで検索で上がってもらわなければいけません。その為にはホームページ内の文章では、「事業所」という表記ではなく「介護事業所」、「サービス」ではなく「介護サービス」などといった、メインとなるキーワードの使用が基本となります。
またストレートに狙いたいキーワードを入れるだけではなく、類似した検索キーワードは無いか、どんな人が、どんな状況で検索するのかといった想像が必要にもなります。
項目名 について
他にもタイトルへ意識的にキーワードを入れるなどといった「言葉の選び方」がとても重要となります。
ホームページを見に来た方へ分かりやすく情報を整理するという目的もありますが、検索エンジンにとって読みやすい(理解しやすい)ホームページにすることで、検索順位への影響が大きく変わってくるでしょう。
情報について
情報をしっかりと乗せる事も大切な条件となります。「ホームページなんだから情報は乗っていて当たり前じゃ?」と思うかもしれませんが、周りのホームページを見渡してみると、ユーザー目線での欲しいと思う情報がしっかり乗っていない場合が多い事に気づくはずです。
- ユーザーの状況を裏読みし、どんな情報が乗っていると喜ぶのか?
- お得と思う情報はなにか?
- 来たいと思ってくれる情報はなにか?
などアクセスしてもらう為の理由をしっかり用意する必要があります。
以上の「キーワード」「項目名」「情報」の3点が基本であり、重要な要素となります。
「キーワード」と「情報」は密接な関係にあり、応用する事も可能です。
例えばホームページ解析ツールで、検索はされているがアクセスの弱いキーワードが判明した場合には、ホームページ強化の側面から弱いキーワードを強化し検索上位に上がるよう調整が必要です。このように強化が必要なキーワードを織り込んだ情報を追加していく事が、トータルでホームページの強化に繋がります。
他にも大事な要素はたくさんありますが、まずはここでお伝えした内容を意識するかしないかだけで検索結果が大きく変わってきますので、介護事業所でこれからホームページを作る方やすでにもっている方は、一度見直しをしてみる事をお勧めします。