介護業界へ向けた集客のためのweb戦略 | 介護ソフト・介護システムの「SuisuiRemon」

何年か前までは、介護の事業を行っていてweb戦略は必要無いと言われておりました。しかしここ3〜5年ほどで急速にホームページなどを作る、又はwebに対して投資する介護事業所が多くなってきました。

なぜ介護事業所が急にwebに対して時間とお金をかける様になったのかをご説明致します。

第1印象を大事にしていますか❓

経営は「お金」と「人」の問題と常に向き合うと言われておりますが、介護事業所を経営している経営者の方であれば、そのうちどちらかで悩まなかった日は無いでしょう。その「お金」に対して、ホームページを使って自社紹介をしておくと良いと言われておりますし、自社の状況をホームページ等で公表しておかないと減算なんていうサービスもあります。

では具体的にどの様なメリットがあるのでしょう❓

皆さんも金融機関になった気持ちでＡ事業所とＢ事業所を比べてみてください。

Ａ事業所

ホームページで、会社の歴史、理念、社長の考えなど特徴を記載し、どの様なサービスを行なっているのかがしっかり書かれている。
介護事業所としての特徴であったり、最近のイベント、決算書（時と場合による）が都度更新されていて、スタッフの顔や人数なども公表制度を見なくてもわかる状況になっている。

Ｂ事業所

ホームページがなく、パンフレットも何年か前に作成したものを今でも使っている。社長や会社の理念、考え方などは会社に直接聞かないとわからない。
スタッフが何人いて、どんなサービスを提供しているのか、介護サービス情報公表システムでのみ確認できる。

皆さんどうですか❓

どちらの介護事業所に融資をしたいと思いますか❓売り上げや利益などが同じ状況であれば、皆さんＡ事業所と言うでしょう。金融機関もAIではなく、融資課の方が実際に、webで会社を調べ、それを基に訪問し、稟議書を書き決済してもらい、融資がされるのです。訪問される前にこの会社は、「伸びそうだなあ」とか「社長の考えがしっかりしてる」など下駄を履いてもらって訪問してもらうのでは雲泥の差があります。まさに第1印象はホームページで作られると言ってもいいでしょう❗️介護サービスを行なっている時に、利用者様に「第1印象を大事にしましょう」と言っていますね❓

会社自身の印象も考え実践しましょう❗️

人材不足と言っているのに、、、

介護業界は、全国的に人材不足と言われ今後もさらに人材を採用する競争は激化すると言われております。そんな事は言われなくても、皆さんご存知かと思います。そんな人材を獲得するための手段としてホームページを活用している介護事業所が多いのです。

また具体的にどんなメリットがあるのか❓

皆さんも仕事を探している、転職を考えている人になったつもりで、Ａ事業所とＢ事業所を比べてみてください。

Ａ事業所

ホームページ上にスタッフの顔写真やスタッフの声が記載されており、どんな方と一緒に働くのか❓どんな年齢の方々と働くのかが一目でわかる。
社長や会社の考え・理念が明記されている。
ホームページに求職者用の専用ページがあり、スタッフの声が動画で配信されている。どんな働き方をするのか❓給与は❓どんな利用者さんがいるのか❓など質問したい内容がホームページを見ればわかる状況になっている。

Ｂ事業所

求人媒体には、待遇や給与しか掲載されておらずどの様に、どんな方と一緒に働くのかが分からない。
ホームページはあるものの求職者ページは、待遇と給与のみで更新されずにずっと掲載されている。

さぁ皆さんは、どちらの事業所に電話をしてみようと思いますか❓もちろんＡ事業所ですよね❓

採用のためにホームページを作りましょうという話はすでに古い話になってきており、最近は求職者専用のホームページを作るのが流行りとなっています。自分の時間のほとんどをその会社で過ごすわけですから、どんなところか分からないところに行く勇気がある人は数限られますし、「働きがい」などは給与や待遇だけで埋めれません。「働きがい」は働く人にとってとても大事な要素なんですが、経営者の人はもともとお金が好きな方も多く、給与を出せばくると思ってる人も多いのが現実です。給与を出せば一時的には人は集まるかもしれませんが、またお金で他の会社に行ってしまいます。

「仕事のやりがい」を作り、アピールしましょう。

ケアマネが紹介してくれるから大丈夫❓

ホームページを作成していない介護事業所の方がよく言われるのが「うちは、付き合いのあるケアマネさんからよく利用者さんを紹介してくれるから大丈夫よ❗️」です。今は大丈夫かも知れませんが、将来はどのように利用者様やそのご家族が事業所を選ぶでしょうか❓

現在は、実態として利用者様が事業所を選んでいません。ほとんどの場合がケアマネジャーがオススメする事業所に決めてしまいます。介護事業所の特徴などが利用者にはわかりづらいからです。

では、以下の様に介護業界がなったらどうでしょう❓

インターネットを操作する事に抵抗のない年代の方が家族になった
WEBで会社の情報や特徴が明記されている

まさに自分で若しくはご家族が好きな介護事業所を選べることが出来るようになると思いませんか❓元々は、利用者さんに選ぶ権利がありますからね❗️その時に慌てててホームページを作成して、利用者さん獲得をしてもSEOの問題などで苦労する事は間違い有りません。

今日、明日必要な事は当たり前ですが、先の事を予想して準備するのが生き残る介護事業所と言えるでしょう。