介護事業所様の多くで悩みのタネになりがちな作業といえば…
事務作業~なかでも請求業務が大きな負担になるかと思います。
また請求業務と一言にいってもサービスの種類によってやり方は違い、負担部分も大きく変わってきます。
訪問看護の請求業務
数あるサービスの中で大変な部類として思いつくのは、ずばり「訪問看護」ではないでしょうか?
訪問看護とは、主治医の訪問看護指示に基づいた内容で、看護スタッフがご利用者様の自宅へ訪問し看護を行うサービスですが、その請求先は内容に応じて「国保連請求」と「医療請求」の2つに分かれます。
通常「国保連請求」の場合は、現在だとインターネット伝送という形が主流となっており、PC上で入力からデータ送信まで行うことができますが、「医療請求」の場合は基本的に紙媒体での提出なので、直接持っていくにしろ、郵送にしろ多少の手間が発生します。
相手に届くまでの時間的なロスだったり、修正があった場合に都度の印刷が必要だったりと非常に大変で、これが普段のサービスを行いながら合間に行う作業と考えると、毎月1~10日頃の請求時期は毎日残業しなきゃ~なんてお声もよく耳にします。
請求代行のメリット
そんな時に助けとなるのは請求代行というサービスかと思います。
実績の入力から、確認・修正・提出、までを事業所様の代わりに行ってもらう。
事務作業のアウトソーシングです。
最近は事務代行というキーワードも一般的になってきたので、簡単な伝票整理などは外注で!という頭はあるでしょうが、訪問看護の請求業務までの代行も今は出来てしまえるんです。
メリットとしては訪問看護に限らずですが、事務作業と利用者様へのサービス提供とを切り離すことによってスタッフさんは目の前のサービス、引いては利用者様へ集中する事ができます。
帰ってからも請求作業で遅くまで残業する事もなくなりますので、体力温存からのサービス品質の安定にもつながっていきます。
訪問看護で請求代行を利用するポイント
請求代行を頼んで、これで安心!となりますが、最初に書かせていただいた通り、他の介護サービスなどよりも難しいのが訪問看護です。
心から両手を離して楽になるためには、事前に綿密な打ち合わせが必要不可欠です。
現在の実績管理の方法や、帳票の整理などで実績入力の素となるデータを綺麗に作って容易する必要もありますし、データ共有の方法、そもそもは請求ソフトの共有といった環境を整えていくような事前の準備をしっかり行う事で、安心して初めて請求代行が開始出来るようになります。
特に請求ソフトの環境下によっては訪問看護の請求代行が難しい場合もあります。
SuisuiremonのようなASPソフトであれば代行も容易ですが、サーバータイプのソフトだと環境設定に苦労する事も考えられますので、準備は慎重に行った方が良いでしょう。
もし現在の請求作業についてお悩みを抱えていらっしゃるようでしたら、一度検討してみるのはいかがでしょうか?