昨年の夏に父が脳梗塞になり、同じことを何度も聞いたり、今まで出来ていた
料理や家の中のものの修理などが出来なくなりました。
認知症外来に行ったところ、幸い軽度のもので済みましたが、家族の関わり方に
ついてアドバイスを頂きましたので、今回はその点についてご紹介いたします。
たとえば料理、私の父は燻製を作るのが趣味で、病気になる前と
同じように燻製作り行っていたのですが、使い方を誤り燻製機が燃えてしまいました。
このように危険が伴う作業は、家族が見守りながら、「お父さん、教えてくれる?」
「私も作ってみたいから」などと声掛けをし、見張っているような形にしない、
プライドを傷つけないようにすることが重要だそうです。
出来なかったことはあまり指摘せずに、出来たことに対して、嫌味にならないくらいに、
「すごいね!」とほめてあげることも重要だそうです。
肯定的な声掛けは、認知症の改善に役立つとのことです。
いかがでしたでしょうか。
人事の皆様が介護についての情報提供をすることで、介護を行っている従業員の方
やこれから介護の可能性のある従業員の方が励まされることもあると思います。
是非、積極的に介護の情報提供を行ってみて下さいね。