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介護に関すること、「自己開示」してみましょう

介護の豆知識 介護のマメ知識

親の介護に直面した時、
仕事と介護を両立していくヒントとしてお伝えしたいのが
「自己開示」です。

伝わっていない可能性、聴いてあげられない可能性

仕事と介護の両立で悩む方の傾向の1つに、
介護で大変なことを職場で伝えられず
介護と仕事の板挟みになるケースがあります。

例えば、
自分の中では「大変大変…」と思っていても、
周りにはその大変さが
伝わっていない
可能性があります。

プライベートなことですので、周囲もどこまで踏み込んでよいか

どのように聴けばよいか難しいということもあります。

また、
周りに迷惑をかけてはいけないと、
あえて伝えずに自分1人で背負ってしまう方も
いらっしゃいます。

しかし介護は1人で抱え込むと大変です。

介護離職になると会社も従業員も双方にとって大きな損失です。
誰もが直面する可能性があり
お互い様の心で相談できる職場作りをすすめていきましょう。

介護に関する伝え方

職場で伝える時、
「今、親のことで大変なんです」だけでは、
何がどう大変かわかりませんので、
出来るだけ具体的に今の状況を伝えましょう。

どのようなお世話をしていて、どれくらい時間がかかって、

どんな点が大変で、何に悩んでいるのかなど、具体的に伝えます。

迷惑をかけたり、空気を重くしてしまう、などと懸念されるかもしれません。

でもそのような具体的な情報は、今後、介護に直面する従業員も増えていく中で

貴重な情報でもあります。

仕事と介護を両立に向けて働き方を模索する

どのような働き方ならできるか、職場に貢献していけるか
これらもを自分から伝えていきましょう。

何度も申し上げますが、介護は誰もが直面する可能性があるライフイベントです。

これから介護に直面した人たちが多様な働き方で活躍できる職場作りを進めないと

そもそも職場がまわっていかない可能性があります。

もし現状の制度では難しい場合は、制度を柔軟にしていく必要があるかもしれません。

人事担当者は相談窓口を明確に

人事担当者の方は、介護に直面している方が、自己開示がしやすくなるように

相談窓口と相談方法を明確にし、相談しやすい仕組みをつくっていきましょう。

しかし、相談窓口があるだけでは相談しづらいかもしれません。

仕事介護の両立セミナーを開催し、介護に直面しそうな方や、既に直面している人たちが声をあげやすい雰囲気をつくり、また座談会などで自己開示できる機会を設けてあげることも重要かも知れませんね。

仕事と介護の両立に向けて取り組みを検討している企業様はお気軽にご相談ください。

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