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企業・組織の生産性向上について

男性育休サービス

国が働き方改革を進める理由として労働生産性の向上があります。 生産性向上には様々な要素がありますが、本日は働き方改革の視点から3つご案内します。

人材の多様性

わらびちゃん
わらびちゃん

国が働き方改革を進める理由の大きなひとつ「労働生産性向上」について教えてくれない?

アドバイザー
アドバイザー

生産性向上は様々な要素があるけれど、今日は3つのポイントを伝えるね。まずは人材の多様性。

わらびちゃん
わらびちゃん

ダイバーシティ推進のことだね。

アドバイザー
アドバイザー

そうそう、ダイバーシティ推進と働き方改革は別の施策で進められている企業もあるけれど、生産性向上という点では一致するよ。以前は、同じような人材を採用し、同じように教育して大量生産&広く展開していくことで売上も利益も拡大していったね。でも今は消費者ニーズは多様化し、そして多様な商品をマッチングしていくことが必要になってきたよ。そうなると、例えば男性だけなど単一性の職場よりも、多様な人材がいる方が消費者ニーズをくみ取ったり、新しい商品・サービスのアイデアが出やすくなるよね。

わらびちゃん
わらびちゃん

確かに多様な人材がいた方が、様々な消費者ニーズをくみ取れそうだね。

時間自律性の向上

わらびちゃん
わらびちゃん

前回、男性も介護や育児などに携わるから仕事に使える時間が短くなるって話があったよね。今後はどうしていけばいいの?

アドバイザー
アドバイザー

例えば、時間自律性を高めるのも1つの手段だよ。残業が多い職場でよくあるのは、仕事が終わった時間が帰る時間、という考え方。そうするとどうしても残業気味になるよね。でも例えば今日は絶対18時に帰る!と決めてしまえば、それまでにどう仕事を進めるか考えるようになるよね。大切な飲み会があるとか、スポーツ観戦があるとか

わらびちゃん
わらびちゃん

確かにそういう日は集中力が高かったり効率がいい気がする。

アドバイザー
アドバイザー

今後は毎日そういう日と思って自分で自分の時間をコントロールしていくことが必要とされるよ。

わらびちゃん
わらびちゃん

そんなに簡単に出来るの?

アドバイザー
アドバイザー

日本人はそういう時間の使い方にまだ慣れていないからある意味トレーニング中と言えるかも。国が残業時間規制を進めるのは、本来は時間自律性を高めたいこともあるんじゃないかな。でも本来の意味合いやどう実現するかの支援がないまま進めると、仕事があるのに会社が早く帰れと言う、などモチベーションが下がっている職場や残業時間を守ろうとしない職場があるかも。

わらびちゃん
わらびちゃん

実際には難しいよね。

アドバイザー
アドバイザー

例えば、単にツールを入れるだけでは上手くいかない職場、言葉で伝えるだけでは上手くいかない職場も多いから、慣れてくるまでは現場を支援していくことが必要になってくるね。

チームで生産性をあげる

わらびちゃん
わらびちゃん

時間意識もしていて、もう目一杯頑張っていて、これ以上どうすればいいの?というケースもありそう。

アドバイザー
アドバイザー

そうだね。これからはチームで生産性を上げるという考え方も重要かも。

わらびちゃん
わらびちゃん

なるほど。でも例えば、2人制で営業をすると、今までの倍のお客様をまわることになってより一層大変になるのでは?

アドバイザー
アドバイザー

最初は少し大変になる可能性もあるね。でもチーム制を進めていくと。何か提案する時にも質が上がったり、お互いにカバー出来たり、お客様の信頼度が上がって結果として効率化×売上アップに繋がるよね。

わらびちゃん
わらびちゃん

そっか、お客様の信頼度が上がるのはいいね!

アドバイザー
アドバイザー

事務系も多能工、属人化の廃止を進めている職場も増えているし、とにかく早く取り組んだ職場から成果が出ていくよ。

わらびちゃん
わらびちゃん

業務分担の見直しが生産性向上のカギになっていきそうだね。

アドバイザー
アドバイザー

他にもチームの生産性を上げるには「心理的安全性」が重要と言われているよ。

わらびちゃん
わらびちゃん

心理的安全性?

アドバイザー
アドバイザー

簡単にいうと、安心して職場にいられる、安心して発言できる、もしメンバー間で意見が違っていても本音で話し合って、そこから前向きにディスカッションできるようなチームだね。

“A shared belief held by members of a team that the team is safe for interpersonal risk taking.”

(このチーム内では、対人関係上のリスクをとったとしても安心できるという共通の思い)

Amy Edmondson, Administrative Science Quarterly, Vol. 44, No. 2 (Jun., 1999)
わらびちゃん
わらびちゃん

本音で安心して話せる職場ってなかなか難しそう

アドバイザー
アドバイザー

そうだね。働き方改革コンサルティングでお客様の職場を支援させて頂くときは、実はこの心理的安全性を一番大切にしているよ。心理的安全性が醸成されていくと自然とチームワークがよくなって色々なことが前向きに動き始めるからね。そして生産性が上がり、残業削減と売上アップが同時に進みはじめるよ。

わらびちゃん
わらびちゃん

そうなんだ。心理的安全性って重要なんだね。

アドバイザー
アドバイザー

心理的安全性が醸成されるまでは自部署のメンバーだけでは難しいこともあるから、その場合は職場の働き方改革担当者が支援したり、私たちコンサルタントなど第三者が支援させて頂いているよ。

わらびちゃん
わらびちゃん

コンサルタントって業務改善などを助言するだけじゃないんだね。

アドバイザー
アドバイザー

コンサルタントも色々あるけれど、セントワークスのワーク・ライフバランスコンサルタントは、職場が上手くまわる支援、そして従業員が主体的に取り組みを進める支援をしているよ。

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