なぜ国は働き方改革を進めるのでしょう?
大きくは2つです。1つは少子高齢化社会への対応。そしてもう1つは日本は先進国の中でも生産性が低いと言われているからです。
では対策を考えると大きく3つの軸があります。
- 現在の労働力を確保する
- 未来の労働力を確保する
- 生産性を高める
これらを実現するために、例えば現在の労働力確保に向けて女性活躍、仕事と介護の両立、シニア活躍など一億総活躍を進めています。御社でも進んでいますでしょうか?
また、未来の労働力を確保するために出生率向上が必要です。そのためには女性が安心して子供を産み育てられる環境作りや、そのひとつとして男性育休取得推進も進め始めています。幸いなことに現在は育児に関わりたいと考えている若手男性が増えています。(産後、男性が育児家事に携わった場合、携わらない家庭よりも第二子出生率が8倍というデータもあります)
そして生産性を高めるために時間意識向上、ダイバーシティ推進、ICT活用、多様な働き方を進めています。
国はこれらを進める施策として、働き方改革関連法(残業時間規制、同一労働同一賃金など)、テレワーク推進、直近では男性育休に関する制度整備などを進めているのですね。
例えば職場で、女性活躍推進を進めるのは女性のため、男性育休推進は福利厚生の一環、などと考えると、出来ればいいけれど難しい…、と進まないかもしれません。
企業にとっては人材確保と定着、持続的な成長(生産性向上)が重要課題です。
従業員に伝える時には、様々な社会環境が変化する中、会社の重要な成長戦略として、女性活躍推進、男性育休推進、残業削減などを進めていることを度々伝えていくと徐々に浸透していきます。
もし、概要はわかるけれど業務過多で難しい、人員が足りない、など目の前の部署状況ではどうすれば?それを会社はどう支援していくとよい?とお悩みの企業様は、セントワークスなどワーク・ライフバランスコンサルタントが現場の働き方改革プロジェクトを支援致しますのでお気軽にお問合せください。